今年の夏は、本っ当に暑かったです・・・。
もはや30℃越えには体は慣れてしまっていますが、体感で40℃近くなると・・・さすがにしんどかったです。
夏のお稽古は暑さとの闘いですが(笑)、生徒さん達は頑張って取り組んでくださいました。
ありがとうございます。<(_ _)>
着物を日常的に着るようになって、気温の数値で何を着ようか、大まかに判断できるようになりました。
毎年初夏から「いかに涼しく着るか」を意識するのですが、今年は例年以上に試行錯誤というか、苦戦しました。
その中で特に補整具と肌着に関しては、今年は私なりに新しい発見がありました。
←は、この夏使ってものすごく重宝したものです。
分かりにくいかもしれませんが、左上が「簾 (すだれ) の帯板」、のこり3つが補整具です。
白いのがメッシュの補整具で、ベージュが麻。この2つを重ねて脇から後ろの補整に使い、もう1つの紐つきメッシュを胸の下に使いました。
帯板はベルト付きなので、名古屋帯 (名古屋仕立て) のときに使用。
それ以外の名古屋帯 (開き仕立て) や袋帯には、通年使っているベルト無しの麻の帯板を使います。
実は6月~7月にかけては、胸下の補整は←の一番左のものを使っていました。
これは今まで、毎年夏に使っている麻の補整です。
今まではこの麻とメッシュでは、あまり違いを感じませんでした。
むしろ麻の方が快適な気がしていたくらいです。
(あくまでも私個人の感想ですけれど)
でも今年は、いくら麻とはいえ、布製の補整は汗を吸収して(当たり前ですが)、ぐっしょり・じっとりとしてしまい、少々不快感を感じてしまいました。
そこで、今まであまり使っていなかったメッシュを使ってみたところ、通気性がよいためか、ものすごく快適に感じました。
あくまでも今年の私の感想・好みですが、35℃くらいまでは麻の補整、35℃を超えるとメッシュの方が使いやすかったです。
簾の帯板は、蒸れ感が違う!
久しぶりに感動した帯板でした。
まぁ、1万円近くしたから(思い切って買いました・・・)、使い勝手が良くないと困りますが。
←のようにクルクル巻けば小さくなるので、持ち運びにも便利です。
11月に入ってもこのところ夏日が続いているので、まだまだメッシュの補整が手放せません・・・。
今回もお付き合いくださり、ありがとうごじました。
<(_ _)>