とっても嬉しいお知らせを、以前通ってくださっていた生徒様からいただいたので、ぜひご報告させてください。♪♪
さかのぼること昨年6月、「大正時代の地方の農村での女性の帯結びについて」ご質問を受けました。
この時代の女性の帯結びはお太鼓が普通なのか、それとも半幅帯なのか、という内容です。
着付け講師をしていると、着付けに関することはもとより、さまざまなご質問を受けることがあります。
中には即答できないものもあり、そのような場合はできる限り調べた上でお答えするようにしています。
このときも何となくイメージ的には「お太鼓もあっただろうけれど、普段の帯結びとしては半幅だろう」という感覚的なものしかなかったので、お調べして半幅帯で貝の口であろう、という私なりの答えをお伝えしました。
実はなんとこの生徒様、絵本作家でいらっしゃることをこのとき初めて知りました!
執筆された絵本の挿絵の参考にと、ご質問されたそうです。
結論としては半幅帯で貝の口、ということを絵本の挿絵に活かしてくださったとのこと。
そしてそして、なんとあの「こどものとも」から年長さん向けの2月号として出版された、との嬉しいご報告を
先月いただきました!
「こどものとも」!!
我が家の2人の子も幼稚園時代にものすご~くお世話になった、名作の数々を出版している、あの「こどものとも」!
びっくりです!
「とうげのオイノ」という絵本です。
声に出して読むと、文章が流れるような、そしてとても優しい響きをもった言葉で綴られていることに気がつきます。
あぁ、絵本ってこうやって心に染み入ってくるのだなぁ、と久しぶりに絵本の素晴らしさをあらためて感じました。
読み終わった後も、景色が心に浮かぶような余韻に浸りました。
表紙や作品中の挿絵もまた、素晴らしいです。
深みのある色合いの水彩画で、温かみを感じます。
当教室へ通ってくださる生徒様は全員、豊かな才能をお持ちです。
私も日ごろから生徒様から刺激を受け、多くのことを学ばせていただいています。
出会いって不思議ですね。
今回も、このような素敵な方とのご縁を持つことができてありがたいことだと、つくづく感じました。
そしてちょっぴりお役に立てたのかな、という嬉しさも。
今後のご活躍とぜひ次回作の出版を楽しみにしています♡
みなさまにもぜひ、この素敵な絵本を書店で見つけて手に取ってほしいと思います。♪♪♪