衿芯の探究6

昨年も、大変お世話になりました。

皆さまに支えていただき、コロナで大変な中でもお稽古や出張着付けを続けられるありがたさを実感しております。

引き続き感染対策を取りながら、今年も頑張りたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。 <(_ _)>

 

しばらく間が空いてしまいましたが、もう少し衿芯について続けていきたいと思います。

前回までは、衿芯としてよく使われる「コーリン・塩瀬・リンズ」を取り上げてきました。

今回は、ちょっとマイナーな衿芯について取り上げたいと思います。

 

<メッシュ>

文字通りメッシュ状の衿芯です。さまざまな衿芯がある中で、一番柔らかい素材です。

一文字と変形の2種類の衿芯を持っていますが、個人的には特に↓の画像の<メッシュ・変形>の衿芯が一番好きで、一番使っています。

(二番目に好きなのが塩瀬の衿芯。)

 

首の横の平らかげんが、一番ペタッとして、首や肩に一番沿うように感じます。

でも柔らかいので、訪問着などの礼装で衣紋をビシッと抜きたい時には不向きに思います。


 

<ポリ変形>

同じ変形衿芯で、コーリンなどのポリエチレン素材です。

首に沿う感じはあるものの、やはり硬さがあります。

画像ではビミョーな違いですが、首の横がメッシュより少し立つ感じです。

メッシュ変形と比べると、後ろのねかせ感が少ないかな。

体に沿うというよりも、型がカーブを作るという感じです。

日頃はメッシュ変形(もしくはメッシュ一文字か塩瀬)を使っていますが、礼装のときはこのポリ変形を使うことが多いです。



 

今年の抱負は「無理せず頑張る」。

健康に気をつけて過ごしていきたいです。

 


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