昨年ほどではないにしても、毎日暑い日が続きますね。
こう暑いと、なかなか自分自身のための着付けや帯結びの練習をする気にもなれず・・・。
一か所にじっと座って行う作業が多くなります。
←はほつれ修理用の針。手芸店などで売っている、先端と反対側の方がザラザラしていて、そこにほつれた糸を絡ませて布の中に入れ込むタイプの物です。
たまたま見つけたので、買ってみました。
お稽古で使っている帯が、ところどころ糸が飛び出てきてしまっていたので、気になっていたのです。
使った感想はというと、思ったより簡単にできて、仕上がりもきれいでした!
↓がビフォー(左)&アフター(右)。元々のほつれが、わからなくなっています。
やったー!
これなら今後帯を酷使(?)しても大丈夫!
と思っていたら、たまたま高等科の生徒さんから、「きちんとした補修法」を教わりました。
実際にやってみたら、あらあら、こちらもきれいな仕上がり!
うれしい!
彼女は着物のメンテナンスのお仕事をされていて、いわば「その道のプロ」。
その彼女曰く、ふつうの針と糸を使って、糸を輪っかにし、その輪の中にほつれた糸を通し、針を布に通してほつれた糸を引っ張る……ま、簡単にいうとこんな感じでしょうか。
うれしい!
2つのやり方を比べると…
①ほつれ修理用針の方は、
<長所>針だけを使うので、気軽に、そして簡単にできる。
<短所>針のザラザラした部分が、布に通すときに摩擦を起こし、布を傷めないか心配。
②糸を輪にして通す方法
<長所>布を傷める心配もなく、仕上がりもきれい。
<短所>特に思い浮かばないのですが、強いて言えば、糸を針に通すのが面倒。
といったところでしょうか。
両方知っておくと、何かと便利かも。
Sさん、プロの技を教えてくださり、どうもありがとうございます!