薄曇りのこの日、恵比寿教室のイベントで富岡製糸場に行って来ました。
東京から新幹線で高崎へ。その後上州電鉄で上州富岡駅まで行きます。
この上州電鉄の揺れが結構大きくて、ちょっとしたアトラクション気分でした。
上州富岡駅からは歩いて10分程でしたが、途中、ほとんどのお店のシャッターが閉まっていて、どんよりとしたお天気も相まって何となく寂しい雰囲気・・・。
後から知りましたが、この日は水曜日で、商店のほとんどが定休日なのだとか。「水曜日は町の定休日」という感じだったので、お土産屋さん等を見る楽しみがなく、残念でした。
でも富岡製糸場はさすが世界遺産。平日でも1000人以上の来場者があるのですね。小学生の校外学習とおぼしき子ども達も多く、皆熱心にノートにメモを取っていました。
私たちもガイドさんに案内して頂き、東置繭所、繰糸所、ブリュナエンジン展示施設などをはじめ、敷地内を見て回りました。
建物の建築構造の立派さに感心し、繰糸所内部の広さに圧倒されました。
絹糸がどのようにできるかは、知識としてひと通りのことは知っているつもりでしたが、細かい部分は本などではわからないこともあり、やはり行ってみて初めて知ることが多かったです。
特に繭から手で糸を引き出す「座繰り」に関しては、何粒かの繭から引いた糸をどのようにして1本の糸にするのかがわからなかったのですが、実演を見て納得しました。(糸を覆っているセリシンが糊の役割をするので、まとめるだけでくっついて1本になるのだそうです。)
寒かったけれど、行って良かったです。
(お土産屋さんで売っていたチョコレート菓子「かいこの一生」は相変わらずインパクトがありますね。美味しいけど。)